三井住友トラスト・アセットマネジメント

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投資のヒント 「昨年末以降70円台後半で推移する豪ドル相場」

2019年01月09日

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  • 以下、レッグ・メイソン・アセット・マネジメント株式会社提供のレポートをご紹介します。

2018年2月以降の豪ドル/円レートは豪ドル安・円高が進行

  • 2018年2月以降、米国の金利上昇により米豪10年国債の利回り差が徐々に拡大したことや、米中貿易摩擦により投資家心理が悪化したこと等を背景に、豪ドル相場は軟調な地合いとなりました。
  • 豪州景気の底堅さが市場で意識されたこと等から、11月以降の豪ドル相場は持ち直す動きが見られたものの、12月下旬以降は、米国株の急落をきっかけとした投資家心理の悪化から豪ドル安・円高が進行しました。

【豪ドル/円レートの推移】

(出所)Bloomberg

投機筋による豪ドル売りポジションは減少傾向、今後の動向に注目

  • 豪ドル/米ドルレート(上図青)は、豪ドル先物に対する投機筋のポジション(上図オレンジ)に連動する傾向があります。2017年後半以降、豪ドル先物の売りポジションが積み上がる中で下落基調となった豪ドルは、2018年11月以降の売りポジションが解消される局面で反発しました。
  • 市場参加者の間で豪ドル相場に対する弱気見通しが後退する中で、投機筋の豪ドル売りポジションは過去の豪ドル安局面でのピーク(50~60億米ドル)付近の値を9月25日につけた後、減少傾向にありました(下図)。足元で高まった投資家のリスク回避姿勢が一巡し、投機筋による豪ドル売りポジション解消の動きが継続すれば、豪ドルは底堅く推移するものと期待されます。

【豪ドルとIMM通貨先物ポジション】

(出所)Bloomberg

【IMM通貨先物ポジション】

(出所)Bloomberg

豪ドルの対米ドル相場と主要資源価格指数・交易条件との関連性

  • 豪州の主要資源価格が底堅さを維持する一方、豪ドル相場(対米ドル)は軟調な展開となり、資源価格との乖離が拡大しています(上図)。資源国通貨である豪ドル相場は、通常、主要資源価格との連動性が高い傾向がみられるものの、米国との金利差や投資家心理の悪化などが連動性を低下させたと考えられます。
  • 豪ドル相場と交易条件は長期的に見ると連動性が高い傾向にあります(下図)。交易条件は、2011年以降、主要輸出品である鉄鉱石価格が下落したこと等から低下しましたが、2016年以降は上昇に転じています。足元では豪ドルと交易条件との乖離が広がっていますが、資源価格の安定や貿易収支の改善傾向が確認されれば、豪ドル相場は上昇し乖離幅を縮めるものと考えられます。
  • *貿易による利益を見る指標。この指数が上昇すると利益が大きくなることを意味します。

【豪州の主要資源価格指数と豪ドル相場】

(出所)Bloomberg

【交易条件と豪ドル相場】

※交易条件指数は四半期ベース、2018年9月までのデータを使用。
(出所)Bloomberg

【TOPIC】統計データでみる「豪ドルの投資タイミングと損益」

 ここでは、2000年以降の毎月末を開始時点として、3年間豪ドルに投資した場合の損益をまとめました。その結果、投資開始時の豪ドル/円レートの水準によって、投資損益の傾向が大きく異なることが見て取れます。
 例えば、1豪ドル=80円を切る水準で投資を開始した場合では、すべて(80回/全80回)のケースでプラス収益となっています(下図赤地の部分)。
 一方、1豪ドル=90円以上の水準で投資を開始した場合では、3年後ではすべて(51回/全51回)のケースがマイナス収益となっています(下図紫地の部分)。

  • *2000年1月~2015年12月の各月から豪ドルに3年間投資した、192のケースの投資損益を集計

豪ドルに3年間投資した場合の平均収益率(為替レート別)

(出所)Bloomberg

※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

  • 当資料はレッグ・メイソン・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。
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