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春山昇華の豊健活教室

どうなる金利と株 リーマンショック後の30年を読む

第1回 リーマンショックから10年が経過した

2018年12月07日

今から10年前の2008年9月リーマンショックが起こった。それから10年、世界の金利は大きく下がった。

日米の10年国債利回り

一方、株価は、リーマンショックという100年に一度の金融危機で世界経済は崩壊するという懸念をよそに、2009年1月を底にじりじりと上昇して今日に至っている。

日米の10年国債利回り

金利は世界経済の暗黒面を織り込みながら低下し、株価は暗いトンネルの先の光に身をゆだねて上昇した。
この違いは何故だろう?
どちらが正しいのだろう?

1982年の夏、世界の株価は冷戦の終結と金利の低下を織り込み始めた。ポスト冷戦相場が始まった。2008年の秋に大天井を打って2009年1月まで下がり続けた。26年余りの起承転結が終わった。

2009年2月から、新しい相場が始まった。ポスト・リーマンショック相場が始まったのだ。
おそらく今回も約30年の相場になるだろう。
2018年は日米の金利の上昇が目立っている。
世界中の金利が上がり続けるのだろうか?
インフレの時代がくるのだろうか?
金利の上昇が株価の暴落を引き起こすのだろうか?
株式や債券を捨てて商品に投資するのが賢明なのだろうか?
それらを理解するために、様々な事象を分析しながら考えてみたい。

今回のまとめ
金利は、リーマンショック後に異常なレベルまで低下し、その状態が続いている。
株価は2009年から上昇がスタートし、高値を更新している。
2018年に変化がおこりそうな気配を見せ、市場は迷っている。

第2回「80年前の失敗」は、12月14日(金)掲載予定です。
リーマンショック後の対応策は、80年前の失敗を繰り返さないという意思のもとに実行された・・・

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執筆者プロフィール

春山 昇華(はるやま しょうか)
1978年京都大学法学部卒。87年から英国・ロンドンにて株式と債券による国際分散投資に従事。オフショア登録ファンドでトップの成績を記録。帰国後は、国内系・外資系の投資顧問会社などで年金基金の運用に従事したのち、投信の立ち上げと内外株式のCIOなど多彩な活躍。
個人投資家による投資立国の必要性を感じ、投資知識の普及を目指して96年よりネットで情報を提供する。現在は個人投資家を対象に春山ゼミを主宰するとともに、企業向けのアドバイスも行っている。
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