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横山光昭FPの親子で学ぶ金融リテラシー教室

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1男5女を育てる横山光昭FPが子どもにも伝えたいお金の話

第3回 NeedsとWants、見極めよう

2019年06月13日

NeedsとWants、見極めよう

前回はお金の姿が変わってきていることをお伝えしました。その話とはまた別に、お金が姿を換えるものがあります。それは、お店などで、お金を払って手に入れる「商品」や「サービス」です。

私たちの身の回りには、商品やサービスがあふれています。本、洋服、食べ物もそうですし、塾の先生などが教えてくれる勉強の知識や知恵も、お金が姿を換えることができるものの一つです。お金を使って手に入れる対象は非常にたくさんあるので、その使い方を考えてコントロールしていかないと、お金がなくなってしまいます。

お金は「道具」の一つですから、使えば当たり前に減ります。でも、お金と換えたい商品はきっとたくさんあるはずです。その気持ちをうまくコントロールするために、「NeedsとWants」という考え方があります。目の前で買おうと悩んでいる商品が、「必要(Needs)」なのか「欲しい(Wants)」なのかという、手に入れるための「意味」を検討し、購入を判断するための知恵です。

例えば、単純に「欲しい」から購入することにしたとしましょう。そうすると、そういう「欲しい」ものはたくさんありますよね。何事もその「欲しい」だけで買い物をしてしまうと、生きるために欠かせないものを手に入れることができていないのに、あっという間に手元にあるお金がなくなり、暮らしに困るということが起こります。

では、「必要」だと判断して購入したとしたらどうでしょう。「必要」だと思うものとは生活を効率的にしたり、生きるために欠かせないものであるはずです。この「必要」だと思うものには個人差があります。生きることそのものだけではなく、趣味や生きがいであったり、家族のためであったりと様々ですが、人生に満足感を与えたりするものです。

このように支出の目的を考えると、「必要」と「欲しい」のどちらが大切であるかが分かります。収入には限りがありますから、まずは生きるため、生活するために必要なお金から支払うことが大切で、「欲しい」という欲求を満たすための支出はその次です。つまり支出の必要度合いに合わせた優先順位をつけ、その順にお金を使っていくと、無駄が少なくなり、効率の良いお金の使い方ができるということなのです。

お金は単に物の価値を測ったり、物の価値を保存したり、物と交換したりする役割だけではありません。お金の使い方には様々な考え方があり、使い方次第で、将来につながるもの、その場で無くなってしまうものに換わっていきます。

お金が何に換わるかは自分次第。
“意味があるもの”に換わるように、どういうお金の使い方が良いのか、悪い使い方を修正するには、どのような策があるのか。このようなことが、いつも多くの人の関心を集めています。

お金を取り巻くものと、それらの持つ意味は、非常に多種多様で奥が深いものだと言えます。そんなお金を上手に使って、貯めていく方法を、次回はお伝えします。

第4回「お金の使い方、3つのモノサシでコントロール」は6月20日(木)に掲載予定です。

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【前回】  第2回 お金って何だろう?

過去の連載

親子で学ぶ金融リテラシー教室

2019年05月31日 第1回 これからの時代のお金の貯め方
2019年06月06日 第2回 お金って何だろう

執筆者プロフィール

横山 光昭(よこやま みつあき)

横山光昭

家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表。お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、これまで15,000人以上の家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著書は60万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』や『年収200万円からの貯金生活宣言』を代表作とし、著作は累計330万部となる。

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