三井住友トラスト・アセットマネジメント

投資信託ってなんだろう?

多数の投資家から集めた資金を運用のプロが国内外の株式や債券などに分散投資して、その運用成果からコストを差し引いて投資家に還元する仕組みです。

第1回 投資信託ってなんだろう?

2020/3/31

投資を信託するんだから、誰かに任せて運用してもらうってことよね?誰かに任せたらうまくいくのかしら?

株式や債券に投資するのであれば、証券会社で購入することもできるのにどうして投資信託で購入する必要があるんだろう?

AI-Senseiに聞いてみよう!

解説

AI-Sensei

これは投資信託の商品性を理解することが大切だよ。
ポイントは投資信託で運用することにはどんな特徴があるかなんだ。

【投資信託の主な4つの特徴】

  • 1. 少ない金額から購入できる

    通常、投資を始めるにはある程度まとまった資金が必要になるけど、投資信託であれば、10,000円程度からでも手軽に始めることができるよ。

  • 2. 債券や株式などに分散投資できる

    多くの投資家から集めた大きな資金により分散して複数の銘柄に投資するからリスクの低減が期待できるね。

  • 3. 専門家により運用される

    運用の専門家に運用を任せることで、そのノウハウを利用することができるよ。

  • 4. 高い透明性がある

    原則として毎日、基準価額が公表されており、資産価値や値動きがわかりやすい金融商品なんだ。監査法人などによる監査なども受けているから透明性が高いよね。

株式や債券などを個別で保有するのももちろんいいけど、投資信託として保有することで上記のような様々なメリットが期待できる。もちろん値下がりの可能性はあるけれど、プロが分散して投資をすることで、リスク低減効果が期待できる。
さらに長く保有することで値動きを安定させることが期待できることから、基本的には長期投資に向いている商品なんだ。

さらに、深掘り!

【長期投資の効果】

投資信託を長期間保有するとどのような効果があるのでしょうか。

【条件】

国内株式・国内債券・先進国債券・先進国株式を「4資産分散」したポートフォリオを基に各年末から1年間・5年間・10年間の累積リターンを年率換算したものです。

  • 1年保有
  • 5年保有
  • 10年保有

※上記は過去のデータであり将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

保有期間1年のグラフでは、その1年1年の投資環境の影響を大きく受けることから、1995年から2019年までの25回の間に、8回ほど損失が発生しています。
保有期間3年、または5年グラフでは、損失発生回数は21回中3回、16回中0回となっています。
1年1年では良かったり悪かったりそれぞれありますが、何年も悪いということでもなく、良かったり、悪かったりを繰り返す中で、長い目で見るとよくなるということが分かります。
長期間保有することで、収益を安定化させることができます。

※国内債券:NOMURA-BPI総合、先進国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本)、国内株式:TOPIX(東証株価指数)(配当込み)、先進国株式:MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)*、「4資産分散」は、これらの4資産を均等に分散投資し、月次でリバランスして算出しています。*米ドルベースのデータを当該日の為替データを基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが円換算。
その他は円ベース。(出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
※期間:1995年~2019年 年次