『基準価額』って『きじゅんかがく』って読むのよね。よく『基準価格』『きじゅんかかく』とも表示されていることもあるけど、言い方が違うだけかな?
いや、そもそも『価格』と『価額』は意味が違うでしょう。どうして混在しているのだろう?
『基準価額』の内容についてきちんと理解しないとわからないのかも、、、
AI-Senseiに聞いてみよう!
一般的な投資信託の基準価額は、毎営業日に1つの価額として運用会社が算出し、公表されます。この基準価額において、投資信託の購入や換金が行われます。
基準価額が公表されるのは、投資信託の取引の申込を締め切った後で、投資家は当日の基準価額が分からない状況で投資信託の取引を行います。このことを「ブラインド方式」といいます。 基準価額が確定し、公表された後に投資信託の取引ができると、すでに投資信託を保有している投資家の利益が阻害されるため、このようなブラインド方式を採用しています。
多くの運用会社は、自社が運用する投資信託の基準価額や運用状況を、ホームページで公表しています。
一般的に、取り扱う投資信託の基準価額や目論見書などを掲載しています。
基準価額、新しく設定された投資信託などについて調べることができます。
主な追加型の株式投資信託の基準価額は「日経新聞」「朝日新聞」「読売新聞」「毎日新聞」などの日刊新聞に掲載されています。
※新聞では投資信託の名称が短く表示されています
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第347号
商品投資顧問業者 経 (1) 第25号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
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AI-Sensei
スミタさんの言う通り、きちんと理解するために投資信託の基準価額の定義をしっかり説明するからね。
たしかに投資信託の評価額について基準価格(きじゅんかかく)であったり、基準価額(きじゅんかがく)と表示したりと混在されているよね。でも正しくは「基準価額」であり、投資信託に関連した法令などでも、「基準価額」という表現が使用されているんだよ。「●●投資信託の値段は今いくら?」など“値段”というなら“価格”という表現でもいいような気がしてしまうんだけど、そうじゃないよ。これは『基準価額』の算出方法が関係しているんだ。
基準価額の算出方法は、組み入れられている株式や債券などを時価評価して、さらに債券の利息や株式の配当を加えて資産総額をだすんだ。ここから費用を差し引いたものを『純資産総額』といって投資信託の規模を表すよね。※
『純資産総額』から投資信託を受益者が所有する総口数でわったものが基準価額だよ。
一般的に投資信託は1口1円で設定され、1万口あたりで公表されていて、基準価額は毎営業日に1回、運用会社によって算出されているんだ。
※参考:第2回 純資産総額って何だろう?