私たち金融機関に勤めているからには、お金の専門家として、しっかり勉強しないとね。
そうだね。金融の専門家だね!何気なく使っているけど、「金融」ってどんな意味があるのか知ってる?
「お金の融通」の略称かな。金融機関は、お金の融通をするから金融なのよね。 う~ん。もう少し詳しく説明して!AI-Sensei !
金融には、直接金融と間接金融の2つがあります。お金が必要な企業が、株式や債券などを自ら発行して、株式等を買う個人などから直接資金を調達する方法を直接金融といいます。
間接金融とは、お金が必要な企業が、銀行などの金融機関からお金を借りて資金を調達する方法で、個人などの銀行預金を、銀行をとおして間接的に借りるので、間接金融といいます。
お金を出す側の立場で考えると、間接金融のメリットとして、貸したお金が返ってこない場合のリスクは銀行が負うので、もし、銀行がお金を貸した企業が倒産した場合でも、銀行が破綻しない限り預金者の預金は守られます。一方、直接金融では、お金が返ってこない場合のリスクは、投資した個人などが負うことになりますが、そのリスクを取る分、投資家の収益性は一般的に高くなるというメリットがあります。
(出典)一般社団法人全国銀行協会HP、 「教えて!暮らしと銀行」を基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第347号
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AI-Sensei
タムラさんの言う通り、金融機関が資金の融通をすることを略して「金融」というんだよ。一般の人からすると、ちょっとわかりづらいかな? 説明すると、僕らが物を買う、企業が生産する、国や自治体が社会インフラを整備するなど、様々な場面でお金は使われるよ。でも、個人や企業、国や自治体は、いつも必要なだけのお金があるとは限らないよね。そこで、お金の不足している人が、お金の余っている人に、利息を支払うことを条件にお金を融通したりするんだ。銀行をはじめとした金融機関がこのお金の橋渡しをすることを資金の融通、略して「金融」というんだよ。