ウィークリーレポート・マンスリーレポート
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こんにちは、コミックエッセイストのうだひろえです。
永遠の投資ビギナーと言えるこの私が、「未来のチカラ」となる事業を紹介してきたこの連載も、今回で最後となりました。
取り上げた5つの分野、「ロボット」「バイオ」「eビジネス」「エコ」「宇宙」は、どれもとても興味深く、勉強になることばかりでした。それまで全く知らなかった、「社会課題の解決に目を向け事業化している企業」を知ることで、何となく将来が薄暗く見通しにくく感じていた私に未来への希望をもたらしてくました。これは、自分でもびっくりの変化でした。一番の驚きなのは、そのように私自身が心の底から思えたことで、未来を担う子どもたちにも、見えた景色、明るい未来予想図を話すことができるまでになったことです。
それまでは、ニュースを見ていても暗い気持ちになるばかり、子どもたちに見せたくないからと、チャンネルを変えるような日々でした。しかし、企業は日々、技術革新をし続け、テクノロジーを駆使して、私たちの生活を、未来を、豊かにするべく成長していること。そんなふうに、私たちの生活を豊かにしてくれる企業は、きっと、持続的な成長をするだろうと期待できる企業であること。
そこで、明るい未来に向けて私たち1人1人ができることは、そんな企業で働くという手段以外にも、「投資」という形を通じて、私のお金に、働いてもらうことができるんだよ、という話もできるようになりました。私たちが投資をする、すると企業は技術を駆使し、さらに改良していく。それが、世界中の人々の生活を豊かにする。そうしたサイクルを通じて、持続的に成長する社会を作る環境が造られていく。私たちはより豊かになり、また社会への貢献を考える、ミライのありたい姿を共有できる投資先に向けて…。
そんな素敵なサイクルがあることを、子どもたちに話せるまでになれました。投資ビギナーの私が、こんなに広く大きな気持ちで投資に向き合えるなんて。この連載のおかげです。貴重な機会をありがとうございました。
何より、みなさまに、最後までご拝読いただけたこと、本当にありがたいです。誠にありがとうございます。このコラムをお読みいただいた方々が、投資先を選択するとき、新たな視点から投資機会を見出す一助となれば幸いです。
さて、そろそろ私のお金にも旅立ってもらうとします。きっと企業とともに成長して、私たちの生活を豊かにして帰ってきてくれるでしょう。その時には私もより一層成長しておくべく、勉強を続けていきたいと思います。
皆様も、またの機会まで、どうかお元気で。
※当資料はうだひろえ氏の個人の見解であり、三井住友トラスト・
※当資料の内容は掲載時点における市場環境やこれに関するうだひ