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金融商品には必ずリスクがともないます。資産運用をはじめる前に、このリスクについてイメージをしっかり持っておきましょう。
そもそもリスクとは、リターン(収益率)の振れ幅の大きさを示します。振れ幅が大きくなればその分不確定要素が多くなります。一般的に、リスクが小さい資産はリターンも小さく(ローリスク・ローリターン)、リスクが高い資産はリターンも高い(ハイリスク・ハイリターン)傾向にあります。
※上記はイメージであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
リスクとは、リターン(収益率)の振れ幅です。しかしその振れ幅は、何に投資をするかという投資対象によって違いがあります。
下の表は2002年9月末から2022年9月末までの各投資対象の年間収益率(リターン)について、月毎に計算し、その平均値・最大値・最小値を表したものです。
国内株式に投資した場合、2012年9月末から2013年9月末にかけて+65.0%となった一方、2007年10月末から2008年10月末にかけては-45.4%となりました。このように収益率がマイナスとなる可能性もありますが、一方で預貯金に比べて好収益を期待できるのが資産運用の世界なのです。
(2002年9月末~2022年9月末)
国内株式に投資した場合 | 国内債券に投資した場合 | 海外株式に投資した場合 | 海外債券に投資した場合 | |
---|---|---|---|---|
平均リターン | +7.3% | +1.4% | +11.1% | +4.8% |
最大リターン | +65.0% | +8.2% | +65.0% | +34.9% |
最小リターン | -45.4% | -3.5% | -53.4% | -20.2% |
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
国内株式:TOPIX(東証株価指数)(配当込み)、国内債券:NOMURA-BPI 総合、海外株式:MSCI コクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)、海外債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)を使用しています。円換算は、当該日の為替データを基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが算出しています。