目論見書ガイド

ファンドの目的・特色

交付目論見書用語集

ファンドがめざす投資成果、投資する資産の種類や方法、収益分配の方針等をご確認いただけます。

  1. ファンドの目的

    投資信託約款の運用の基本方針に基づきファンドの目的とする事項を記載するもので、ファンドが目指す投資成果を簡潔に記載しています。目指す投資成果がお客さまのご意向に沿ったものをお選びください。

  2. ファンドの特色

    投資信託約款の運用の基本方針を踏まえ、ファンドの商品性をお客様が容易に理解できるように、投資の着目点をわかりやすくご説明しています。
    ファンドの基本的な運用方針を説明した上で、さらにファンドのしくみ、投資プロセス、分配方針、主な投資制限等について記載しています。

  3. 投資プロセス

    当ファンド(またはマザーファンド/主要投資対象ファンド)の運用プロセスについて説明しています。
    ★掲載事例の場合は直接的投資対象(主要投資対象ファンド)である外国籍投信における銘柄選定プロセスと運用会社の概要を説明しています。また、直接的投資対象(主要投資対象ファンド)である外国籍投信への運用指図についての権限自体を、外国籍投信を運用する運用会社のグループ会社に委託している場合は、同社における投資プロセスを説明します。
    「ファンドの目的・特色」は当該ファンドの商品性や運用の性格・対象資産を端的に示した内容になっています。投資家の皆様方の個々の資産運用ニーズに合致したものであるか、内容をよく理解できているか等を十分にご確認いただいた上で、ファンドを選択していただけますようお願いいたします。

  1. ファンドのしくみ

    収益の源泉とする主な投資対象について、お客様のご投資資金がどのように運用されるかをフロー図で説明しています。当ファンドが直接投資対象に投資する場合と、ファミリーファンド方式ファンド・オブ・ファンズ方式により他の投資対象ファンドを経由して間接的に投資する場合があります。
    ★掲載事例は記述のとおり、ファンド・オブ・ファンズ方式です。

  2. 分配方針

    「収益分配のイメージ」と併せて決算頻度をチェックしてください。決算および分配が行われる頻度がわかります。ただし、分配は決算の都度必ず行われるものではありませんので注意が必要です。なお、分配金額の決定方法、分配対象額についての記載は追加型株式投信の場合には原則としてファンドによる差異はありません。
    ★掲載事例は毎月分配型ファンドです。

  3. 主な投資制限

    主要な資産に関する投資割合の制限(の有無)や外貨建資産に関する投資割合の制限(の有無)等について記載しています。
    ★掲載事例は円建て外国籍ファンドに投資するファンド・オブ・ファンズのため、外貨建資産への直接投資には制限があります。

    上記記載項目に加えて毎月分配型等ファンド、通貨選択型ファンドなどの場合は、それぞれ以下のような特別な記載をすることとしています。

  4. 毎月分配型等ファンドの分配金の説明

    毎月分配型ファンドおよび隔月分配型ファンド(決算頻度が毎月および隔月のファンド)は、「収益分配金に関する留意事項」として、掲載事例と共通の内容を掲載しています。なお、それ以外のファンド(年1回決算型ファンド等)の場合には、後述の「3.投資リスク」その他の留意点の項目で文章による同趣旨の注意喚起を行っています。

    ご理解いただきたいポイントは以下のとおりです。

    • 分配金はファンドの純資産から支払われるもので、その分配金額相当分、保有ファンドの基準価額は下がります。
    • 分配金が収益を超えて支払われる場合があります。その場合は、保有ファンドの基準価額は前期末に比べて下落することになります。
    • 分配金の一部または全部が元本の一部払戻しに相当する場合があります。元本の一部払戻しに相当する部分は特別分配金とも呼称されますが、あくまで元本払戻金であって非課税です。その金額だけ保有ファンドの個別元本は減少します。

    投資信託の収益分配金の基本的性格については、預貯金や債券の利息、株式の配当金等とは異なる面がありますので、正しい理解の上に立って、投資をご検討いただけますようお願いいたします。

  1. 通貨選択型ファンドの収益源泉の説明

    通貨選択型ファンドは「ファンドの収益のイメージ」として、掲載事例と同趣旨の内容を掲載しています。ファンドの収益源(およびリスク)として以下3つの要素が存在しています。
    ●投資対象資産自体の価格の上昇・下落
    ●他通貨間の為替取引による金利差相当分の収益・費用
    (為替取引を行う取引対象通貨の短期金利が米ドル短期金利より低い場合には、当該取引対象通貨と米ドルとの金利差相当分のコストかかりますが、さらに需給要因等によっては金利相当分を上回るコストがかかる場合があることにご留意ください。)
    ●外国通貨の円に対する為替差益・差損
    ★掲載事例は複数の通貨を選択できる通貨選択型ファンドです。また、複数の通貨を選択できる通貨選択型ファンドでないファンドでも、通貨選択型ファンドと同様の収益源泉の仕組みを有している場合には同趣旨の内容を掲載します。

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